産業廃棄物リサイクルの必要性をご紹介!
和歌山県紀の川市に拠点を構える「株式会社大瀧商店」では、産業廃棄物の回収・処理を行っています。
今回は、産業廃棄物リサイクルの必要性についてご紹介いたします。
〇資源の有効利用
レアメタルのほぼすべてを輸入に頼る日本ですが、化石燃料などの資源においても、国内埋蔵量の限界が指摘されています。しかし、産業廃棄物を適切にリサイクルすることで、資源の有効活用が期待できるのです。
循環型社会形成推進基本法(2000)では、「リデュース、リユース、リサイクル」の3R政策が制定され、さらに小型家電リサイクル法(2013)も施行されるなど、資源の有効活用は、国を挙げての取り組みとなっています。
〇自然環境への悪影響
国連サミット(2015)で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)には、「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進」も盛り込まれました。経済活動において自然環境への悪影響を減らすことは、今や世界共通の認識です。
〇産業廃棄物の埋立処分の限界
環境省の「平成30年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」には、一般廃棄物最終処分場の残余年数は全国平均で20.5年と記載されています。つまり、あと20年程度でゴミの最終処分場が一杯になり、埋め立てができなくなる可能性があるのです。国土が狭く、埋立地が限られる日本では、リサイクルによる産業廃棄物の削減が急務だと言えるでしょう。