news

使用済みプラスチックを高炉原料化してリサイクル!

私たちの社会に欠かせない素材である鉄は製鉄所で鉄鉱石(酸化鉄)とコークス(石炭を蒸し焼きにしたもの)を高炉という巨大な反応容器で化学反応させて製造されています。

しかしコークスの原料となる原料炭は埋蔵量に限りがあり、価格も高くCO2排出などによる地球環境にも悪影響を与えてしまう可能性がありなど数々の問題があるのが現状。

そこでコークスの代わりとして注目されているのが使用済みプラスチックを高炉原料化してリサイクルする方法です。

使用済みプラスチックは石油が原料であり炭素と水素からできているのが特徴。

その特徴を最大限に活かし高炉原料化すれば天然資源である炭の節約になるほか水素の有効利用が図れるのでCO2の排出削減も実現できます。

高炉原料化システムは使用済みプラスチックのリサイクル製品を直接高炉内に吹き込み、鉄鉱石を還元反応させ、鉄に変えるための原料として使用します。

大量で安定したリサイクルが可能なのも大きなメリット。

地球温暖化対策につながり資源・エネルギー利用効率が高く、省エネルギー・省資源化が図れるので理想的なリサイクル方法と言えます。

和歌山県紀の川市を拠点とし、プラスチック回収・処理、産業廃棄物の回収・処理、塩化ビニールリサイクルを行っているのが「株式会社大瀧商店」。

プラスチック材を回収しリサイクルするのを得意としており、高炉メーカーに向けた整鋼副資材の販売や環境に配慮した製品の開発を行っています。

まあ高炉メーカーに合わせた製品の開発にも積極的。

OEMによる製造委託も行っています。

まずはお気軽にご相談ください。

pagetop